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クワ科（イチジク属） |
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| イチジク属の特徴（西表限定版）： ・自生種はすべて常緑、互生、単葉。ただし、イヌビワのみ落葉 ・花はイチジク状の「花嚢（かのう）」の中に咲く。受粉した雌花嚢が熟して果嚢（果実）になる ・葉痕の脇にある托葉痕は線状に伸びて枝を一周する ・枝や葉を千切ると白い乳液が出るが、毒ではない（かぶれることはある？） ・花期ははっきりしなく、長い期間にわたって次々に花嚢を出すものが多い |
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| 画 像 | 種名と種の特徴 |
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ホソバムクイヌビワ （イチジク属） ・常緑高木 ・互生・葉（図ａ）：長さ５〜１２ｃｍ、幅２〜６ｃｍ。基部は心形 ・葉（図ｂ）：裏面には絹毛が密生し、銀白色 葉には硬い短毛があり、強くざらつく ・枝：若い枝には灰白色の短毛が密生 ・樹皮：灰白色、なめらか。細かい縦筋がある ・果嚢：葉腋に付き、赤熟する。直径４〜７ｍｍ |
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アカメイヌビワ （イチジク属） ・常緑高木 ・互生・葉（図ａ,b）：１０〜２０ｃｍ、幅３〜８ｃｍ 表面は無毛、裏面にまばらな毛。新葉は赤い ・枝：新枝は赤く、荒い毛がある ・果嚢（図ｃ）：葉腋と幹（根元）に付く。直径１５〜１７ｍｍ 橙赤色に熟す |
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オオバアコウ （イチジク属） ・常緑高木 ・互生・葉：長さ１０〜２３ｃｍ、幅４〜８ｃｍ。両面無毛 ・枝：新枝は無毛 ・樹皮：灰白色 ・果嚢：葉腋に付き、白色に熟す。直径６〜７ｍｍ |
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イヌビワ （イチジク属） ・落葉小高木。高さ３〜５ｍ ・互生・葉（図ａ）：長さ８〜２０ｃｍ、幅３〜８ｃｍ。基部は心形〜円形 ・花嚢（図ｂ）：花時は８〜１０ｍｍ、熟したものは約２ｃｍ ・枝：無毛、若い枝は緑色 ・樹皮：灰白色、なめらか ・ |
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ムクイヌビワ （イチジク属） ・常緑小高木〜高木 ・互生・葉：長さ６〜１１ｃｍ、幅３〜６ｃｍ。両面とも強くざらつく ・花嚢：やや平たい球形、熟したものは約１ｃｍ。黄色〜赤黄色 ・枝：固い毛があってざらつく |
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ガジュマル （イチジク属） ・常緑高木 ・互生・葉(a)：長さ３〜１０ｃｍ、幅２〜４ｃｍ。両面とも無毛 ・花嚢(b)：花時は約７ｍｍ、熟したものは約１ｃｍ ・枝：無毛、若い枝は緑褐色 ・樹皮：灰褐色、なめらか ・枝から気根を垂らし、やがて幹に成長する |
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オオイタビ （イチジク属） ・常緑つる性木本 ・互生・葉（図ａ）：長さ３〜１０ｃｍ、幅２〜４ｃｍ。両面とも無毛 ・花嚢（図ｂ）：花時は約７ｍｍ、熟したものは約１ｃｍ ・枝：無毛、若い枝は緑褐色 ・樹皮：灰褐色、なめらか |
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オオバイヌビワ （イチジク属） ・常緑高木 ・互生・葉（図ａ）：長さ１０〜２０ｃｍ。両面とも無毛 ・花嚢（図ｂ）：扁球形で直径約２ｃｍ。葉腋に付く このカボチャ形の花嚢がよい目印になる |
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アコウ （イチジク属） ・常緑高木 ・互生・葉：長さ８〜１５ｃｍ、幅４〜８ｃｍ。両面とも無毛 ・花嚢：球形で直径約１ｃｍ。淡紅色に熟す。葉腋、幹に付く ・幹は赤みを帯び、根は板根状。幹から気根が出る |
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ギランイヌビワ （イチジク属） ・常緑高木 ・互生・葉（図ａ）：長さ１０〜２０ｃｍ。両面とも無毛 ・花嚢（ｂ）：扁球形で直径１〜２ｃｍ。緑色。 幹や太い枝から直接出る（葉腋には出ない） ・樹皮は灰白色。気根は出さない |
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ハマイヌビワ （イチジク属） ・常緑低木〜小高木 ・互生・葉（図ａ）：長さ７〜２０ｃｍ。両面とも無毛 ・花嚢（ｂ）：球形で直径５〜８ｍｍ。紅色から後に暗紫色に熟す。 ・樹皮は灰色がかる。気根は出さない |