西表植物図鑑

種名	アコウ	科名	クワ科	属名	イチジク属
学名	Ficus superba var. japonica

アコウ　　2004.07(撮影：T)
【項　　目】	【データ】
樹形	常緑高木（高さ１０～２０ｍ）。気根は幹から出る
樹皮	褐色
葉の形と大きさ	楕円形。葉身は長さ８～１５ｃｍ、幅４～８ｃｍ
葉の特徴	互生。単葉。全縁。無毛。側脈は縁に達しない
冬芽	三角状卵形
葉痕	扁円形～腎形。維管束痕は多数が環状に並ぶ
枝	１年枝は太く、褐色を帯びる。托葉痕は枝を１周する
花	雌雄同株。花嚢は葉腋の他幹にもびっしりつき、直径約８ｍｍ
果実	果嚢は淡紅色に熟す。直径約１ｃｍ
分布	紀伊半島以南。海岸に近いところ
別名
MEMO 　・ポイントは、赤みを帯びた樹皮と板根状に張り出した根　　（これはギランイヌビワの大木も同様なので、枝の色、実の色で確認する）　・常緑樹だが、一斉に落葉してすぐに新葉を出す　・あまり気根を出さずに直立しているものと、他にからんで絞め殺しを行う場合とがある　・　・参考：「野生・木本」1-90、「木に咲く花」1-334、「沖縄」6-29

アコウの葉・枝先　　2004.07(撮影：T)

アコウの大木　　2004.07(撮影：T)