西表植物図鑑

種名	イヌビワ	科名	クワ科	属名	イチジク属
学名	Ficus erecta

イヌビワ　　2003.07(撮影：W)
【項　　目】	【データ】
樹形	落葉小高木。高さ３～５ｍ
樹皮	灰褐色でなめらか
葉の形と大きさ	卵状楕円形、先は急に尖る。葉身は長さ８～２０ｃｍ、幅３～８ｃｍ。
葉の特徴	互生。単葉。全縁。両面とも無毛
冬芽	頂芽は大きく、円錐形で長さ７～１２ｍｍ。外側の芽鱗は１対。
葉痕	楕円形。維管束痕は多数
枝	無毛。托葉痕は枝を１週する
花	雌雄異株。花嚢は葉腋に１個つき直径８～１０ｍｍ
果実	果嚢は球形で黒紫色に熟し、直径約２ｃｍ
分布	関東地方以西。低地～山地の林縁など
別名
MEMO 　・関東でも見られる木だが、西表で見る葉は常緑のような質感　・葉身の細長いものをホソバイヌビワという　・　・　・　・参考：「野生・木本」1-92、「木に咲く花」1-338、「沖縄」6-26、「琉球弧」133、「葉見」118

イヌビワの枝／冬芽／花嚢　　1997.02(スケッチ：T)